留学にむけて何を準備して荷物を詰めるべきかというのは、誰しもが最初に直面する課題です。
「アレもコレも」と詰め込んでいては、スーツケースが何個あっても足りません。
また、各航空会社が定める荷物の重量制限をオーバーすると超過料金を請求されることも……。
そんな事態を避けるべく、日本から持っていくもの、現地で調達するものなど、まずは必要な荷物リスト作成のポイントを解説し、
加えて留学で必要な貴重品、衣料品、便利グッズなどの具体的なリスト例をご紹介します。
目次
留学前に準備する荷物を選ぶときのポイント
荷物は極力少ないのがベターですが、「現地で調達できるから」とすぐに必要不可欠なものまで省いてしまっては本末転倒です。
そこで、留学前の荷物選びにおけるポイントについて解説します。以下4つを意識すると荷物の選別がしやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
搭乗する航空会社の荷物規定を確認する
旅行よりも長期間の滞在となる留学では、念のためと言って、ついつい日本から持っていく荷物が増えてしまうもの。
備えあれば患いなしとは言いますが、一番気をつけたい点は荷物の重量です。
使用する航空会社や路線によって、手荷物や預け入れ荷物の重量制限が異なります。
制限をオーバーで超過手荷物料金がかかる場合もあるので、荷づくりをする前にきちんと確認しておきましょう。
現地で買ったほうが安いものは日本から持っていかない
手荷物を減らすために、現地調達できるものは荷物リストから省きましょう。特に留学先で買った方が安いものは、日本から持っていく必要はありません。
行く国や地域の情報サイトやSNSで情報収集をしたり、実際に現地へ行ったことがある人から必要なもの・不要なものについて意見を聞くことも重要です。
愛用している日用品以外は留学先で現地調達
ヘア・ボディケア用品、衛生用品、雑貨類、洗剤などに代表される日用品はどうするべきか。
「これじゃなきゃダメ」というこだわりがない場合は、現地で調達してください。
しかし反対に、普段から愛用しているものは持っていきましょう。
使い慣れない海外メーカーのヘア・ボディケア用品や衛生用品で、肌トラブルを起こす可能性もゼロではありません。
日本にしか売っていない必需品を最優先する
自分にとって必要なもののうち、留学先では手に入らないものは最優先で準備します。
英和辞典や電子辞書、洗濯ネット、常備薬、便利な文房具など、日本製品や日本ならではのアイテムは現地で調達することはかなり難しいです。
必要ならば必ず持っていくようにしましょう。
留学で持って行くべき荷物のチェックリスト
留学先に持っていく荷物のポイントを押さえたら、具体的にリストを作ります。ここでは貴重品、現金・決済類、衣料品など項目別にリストの例を挙げてみました。
こちらを参考に、ご自身が留学先必要なものをリスト化してみてください。
貴重品リスト
こちらが貴重品リストの例です。留学先で紛失してしまうと再発行手続きなどでかなり時間を取られますので十分な注意が必要です。
連絡先リストはホストファミリーや語学学校などを記載して持っておくと、万が一携帯電話を失くした際に役立ちます。
・ビザ
・保険証書
・連絡先リスト
現金・決済リスト
こちらが現金・決済リストの例です。キャッシュレス化が進んでいる国や地域に行く場合、現金を多く持つことはかえってリスクになります。
留学先に着いてすぐに使うことを考えて、3〜5万円ほど現地の通貨に替えて持っておきましょう。
・クレジットカード
・国際デビットカード
衣料品リスト
こちらが衣料品リストの例です。海外には室内でも靴を履いたままの家庭もありますが、ずっと靴を履いていると疲れてしまうもの。
室内履きはそういったお家で過ごすときや、飛行機での長距離移動時に使えます。
・寝間着
・下着
・靴下
・水着
・靴
・室内用スリッパ・シューズ など
電化製品リスト
こちらが電気製品リストの例です。女性の場合は、ヘアアイロンやコテといった美容家電系も必要ならば持っていくようにしましょう。
・ノートパソコン
・タブレット
・電子辞書
・各充電器
・変換プラグ
・ヘアアイロン(海外対応)
・延長コード など
日用品・医療品リスト
こちらが日用品・医療品リストの例です。医療機関から処方されている薬があるならそれを。ない場合も日本で飲み慣れた薬を持っていく方が緊急時に安心です。
・ヘアケア用品
・ボディケア用品
・日焼け止め
・化粧品類
・薬類(胃薬、解熱鎮痛剤、目薬、酔い止めなど)
・生理用品
・モイストヒーリング系の絆創膏 など
便利グッズリスト
こちらが便利グッズリストの例です。ノートも現地で調達できますが、留学して間もない頃はいつどこで手に入るか分からない可能性もあるので、日本から数冊持っていくのがいいでしょう。
留学先で滞在するホストファミリーへの日本土産は、打ち解ける大きなきっかけになります。
・ノート数冊
・英和和英辞典
・国際免許証
・洗濯ネット
・消せるボールペン
・ホストファミリーへの日本土産 など
事前に準備する荷物を選ぶときのポイントは、まず使用する航空会社や路線の荷物規定を確認すること。
自分にとって必需品であるものの中から、日本でしか手に入らないもの・海外で買うと高くつくものをピックアップします。
留学先で買った方が安いものはリストから外して現地調達しましょう。
FlyOut編集部
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