イギリスの国旗

FlyOutが送る留学失敗談シリーズ。
今回は第5弾として、イギリスのロンドンに留学経験があるYumiさんにお話を聞きました。

さて、今回はどんな失敗談を聞けるのでしょうか・・・。

 

テレフォンボックスとYumiさん

留学生紹介
名前:Yumi
留学した都市:イギリス・ロンドン
留学時期:2021年3月〜2023年3月
使用ビザ:ワーキングホリデービザ(YMSビザ)
現在は営業職
Instagram:yumi2020yms
FlyOut編集部
FlyOut編集部
本日は宜しくお願いします!早速ですが、留学されていた都市と期間を教えてください。
宜しくお願いします!私は、2021年3月から2 年間、ワーキングホリデービザを利用してイギリスのロンドンに留学していました。その後は現地の美容クリニックに勤務していたのですが、実は今は同じ会社のクリニックの別店舗に勤めていて、中東のバーレーンという国に住んでいます。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
あーなるほどなるほど。現在はバーレーンにお住まい…と。ん?ば、バーレーン?!?!?
はい笑。珍しいですよね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
ちょっとバーレーンに住んでいる人と初めて出会ったので動揺しました笑。現地はやっぱり暑いですか?
めちゃくちゃ暑いですね。今は40度を超えています。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
それは暑すぎますね!
元々私はイギリスに残りたかったんですけど、クリニックが拡大するということになって、後まあいろいろあってバーレーンに送り込まれました笑。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど…!なかなか面白い前座のお話をありがとうございます!それでは、早速失敗談を聞いていきたいと思います!

※現在(2023年12月)は日本に帰国されてます。

トイレットペーパーが使えなくて詰んだ

葉っぱに覆われた車とYumiさん

葉っぱに覆われた車とYumiさん

FlyOut編集部
FlyOut編集部
では、まず一つ目の失敗談を教えてください。
一つ目の失敗談は、トイレでトイレットペーパーが使えなくて詰んだことですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なんですかそれ笑
イギリスのトイレって、こんな感じでトイレットペーパーの取り出し口がすぼまっている形式が多いんですけど、紙が中に入っちゃって取り出せないことがあるんですよね。(写真参照)
Yumi
Yumi
トイレットペーパー取り出し口

実際の写真

FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど!確かにこれ取りづらそうですね!
学校とかパブとかで急いで確認しないでトイレに入ってしまって、後で気づいて詰む…っていうことが何回かありましたね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
これって、紙が中に入って取り出せなくなってしまったら、外側からはどうしようもないんですか?
それがどうしようもないんですよねぇ。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
あぁ…。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
じゃあ、この失敗から得られた教訓を教えてください。
ティッシュを持ち歩くことを徹底する or トイレに入る前に確認する、ですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
(でしょうね…)なるほど。ありがとうございます!
後は実際に困った状況になったら、「すみません、ペーパー取ってください!」みたいに声を出して助けを求めるのが良いです。英語の練習にもなりますしね!!!コミュ力です!
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
確かに!ある意味、留学の醍醐味かもしれませんね。

コロナで学校が学級閉鎖

学校に入学したYumiさん

学校に入学したYumiさん

FlyOut編集部
FlyOut編集部
では、2つ目の失敗談を教えてください。
ちょうどコロナが真っ盛りの時期に学校に通っていたんですけど、コロナが大流行して学級閉鎖になりました。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど〜。留学先で学級閉鎖はキツいですね。どういう経緯だったんですか?
ベラルーシ出身のクラスメイトがいて、その子が数日間体調悪そうにしていて…。ある日学校の授業は休んだんですけど、放課後にあったイベントには出てきて。「風邪引いてるけどみんなに会いたいから来ちゃった〜」みたいな。そしたら、そのイベントに参加していた大多数の人がコロナに感染して学級閉鎖になっちゃった、という流れです。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど…。一人の子が学校内パンデミックを引き起こしてしまったんですね…。
そうなんです。国や文化によって考え方は違うとは思うのですが、例えば日本人であればあれだけコロナが危険視されていた状況だったら、さすがに体調が悪い状況でイベントに出席しないと思うんですよね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
確かにそうかもしれないですねー。
その子に関しては、他のことでも結構嘘をつくことが多かったので、普段からあんまり信用されていなくて…。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど。今回のことから得られた教訓はありますか?
まず、コロナに感染するリスクが怖いならマスクをするんなどの対策をすること。一方で、付き合う友人は選ぶべきかとも思います。他の人にうつすと分かっていてイベントに出席してしまう、っていうのはちょっと常識がないかな、と思うので、快適な人間関係を作るためにも付き合う友人は留学先でも選ぶべきですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
確かにコロナとか風邪になってしまうのは、今の状況では仕方ないですもんね。ただ、そうなってしまった後に周りを思いやれる常識を持って行動できるか、に人間性が出ますよね。
そうですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
留学中にできた友達に強く意見を言うのって難しいですよね。だからこそ、お国柄とか文化とか関係なく、人間性がしっかりしている人と付き合うっていうのが大切ですね。

詐欺に遭った

9と4分の3番線に突っ込むYumiさん

9と4分の3番線に突っ込むYumiさん

FlyOut編集部
FlyOut編集部
では、3つ目の失敗談を教えてください。
これが自分の海外生活の中で一番ショッキングだったんですけど…。詐欺に遭いました。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど…。経緯を詳しく教えてください。
ある日突然、住んでいた家を出て行かなくなってしまったのがきっかけです。当時の家は大家さんと3ヶ月更新の契約だったのですが、大家さんの都合で突然「来月出て行ってほしい」と言われてしまって。ただ、このこと自体は1ヶ月前予告ということでイギリスの法律的にも問題なくて。それで、すぐに家を探さないといけない状況になったんですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
海外でその状況はかなりキツイですね。
そうなんです。しかも当時の家が狭いんですけど立地も凄く良くてその他の環境も気に入っていたので、同じような条件で探すのがとても大変でした。そんな中で、日本人向けの「MixB」というサイトで、似たような条件で賃貸情報が出ているのを見つけて、「おっ!」と思って英語で家主の方とやりとりを始めたんですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
お!良い感じですね。
やりとりの中で、その大家さんは元々その家に住んでいたけれども、コロナの影響で海外で仕事をすることになったようで。自分の代わりに住んで部屋を綺麗に維持してくれる人を探してる、だから立地とかの条件が良いけど安く貸し出すつもり、と言っていました。ちなみにその人は医者と言っていて。で、すでに国外に住んでいるから「お金を振り込んでくれたら鍵を送るね」とメッセージで言われたんですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
おっと、ちょっと怪しくなってきましたね。。。
でも、当時は「そっかそっか、そりゃそうだよね」って何の疑いもなくて。で、お金を振り込んだらちゃんとシップメント(輸送の明細)も送ってくれて、「ちゃんと鍵送ったからね〜」と。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど、それは普通に信用しちゃいますね。
そしたら、シップメントが途中で荷物が止まってる、と表示されて。「荷物止まってるみたいだけど何か知ってますか?」とメールで聞いたら、「実は鍵ってセキュリティ性が高いものだから、輸送するには別途でsecurity feeを支払わないといけないんだ」って言われて…。さすがにおかしいと思って、「なんで最初に言わなかったの?」って聞いたら「急ぎだから先に送って後で払えばいいやと思ってた」て言われました。で、続けて「実は海外で働き始めでお金が手元にない。今は試用期間で給料がもらえるのが3ヶ月後なんだ。だから、追加のお金を振り込んでほしい」って言われて…。ここでさすがにヤバイと思って、当時の友達にも話して調べてもらったら、全くの架空の家でシップメントもフェイクのサイトの画面ということが発覚したんです。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
やば…。
その時点で退去の1週間前だったので、本当にピンチで…。なんとか知り合いのツテを利用して、本当に安くてただ住めるだけの部屋が欲しい、っていう条件で部屋を探しました。お金を振り込んでしまって私も手元にお金がない状態だったので。で、とある韓国人の大家さんに出会って、その方と内見をしている時に騙された話をしたら、「僕が電話して話してあげるよ」と言ってくださって、詐欺相手に電話したんですね。最初は私が話していたのですが、途中で韓国人の大家さん(男性)が代わって話してくれた途端、電話を切られて連絡先もブロックされてしまいました。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なーるーほーどー。
事前に部屋の写真が送られてきていたんですけど、その写真もよく見返すと明らかに拾ってきた写真の合成ってことが分かって、普通に冷静な状態だったら気づいただろうなと思うんですけど、当時は全く気づかなかったですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
確かに急いで探している時だと気付けないですよね。その後は結局家探しの方はどうなったんですか?
韓国人の大家さんが紹介してくれた物件が私の希望のエリアからかなり遠いもので、希望エリアの物件は1ヶ月後に空くと言われまして…。イギリスって土日以外の平日だけ部屋を貸すっていう特殊な募集も結構あって、それを利用して2週間くらいは平日は部屋を借りて土日は友達の家に止めてもらう、という感じでした。その中で、空き部屋を持っているというとても親切な日本人の方と知り合って、事情をお話ししたら無料でそのお部屋を貸してくれたんです!お言葉に甘えて1ヶ月半くらいその方にお世話になって、その後は例の韓国人の大家さんが紹介してくれた希望エリアのお部屋に住んだ、という流れです。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
お〜。その日本人の方はめちゃくちゃありがたいですね。
ほんと救世主でしたね。とても感謝しています。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
ちなみに、お金はどれくらい振り込んでしまったんですか?
1400ポンドなので、当時のレートで20万円くらいですかね…。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
うわ〜それは痛いですね。。。では、この失敗からの教訓はありますでしょうか。
緊急の時でも冷静になる術を見つける、特に友人とかに相談することと、後は海外の不動産においては絶対に内見して鍵を受け取るタイミングとお金を払うタイミングを明確にする、ですね。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
いやあ、めちゃくちゃ参考になりますね〜。
しかも、後々いろんな人に話を聞くと、全く同じ物件で全く同じ内容の詐欺に遭った人が2-3人いることがわかりました。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
うわ〜常習犯だったんですね〜。
そうなんです。さっきも行った「MixB」っていう日本人向けのサイトなんですけど、特に賃貸の情報はヤバイ大家さんが掲載していることも多いので気をつけて使った方がいいですね。バイトとかも探せるんですけど、これもヤバイ店主とかもいるみたいなので。もちろん便利なサイトではあるんですけど、しっかりと見極めて気をつけて利用した方が良いです。
Yumi
Yumi
FlyOut編集部
FlyOut編集部
なるほど、ありがとうございました!留学生にとって非常に有益な情報だったと思います。

得た教訓

1.トイレに入る時には「ティッシュを持参」or「トイレットペーパーがあるかどうか確認してから入る」

→イギリスのトイレはトイレットペーパーが使用できない可能性もあるので事前に対策を。いざという時には外の人に助けを求めるコミュ力も大切。

 

2.感染症が怖いなら自身で対策を。そして付き合う友人は選ぶべし。

→感染症への感度は人それぞれなので、自分の身は自分で守ること。また、国籍関係なく常識的なお付き合いができない人とは距離を置くことも時には大切。

 

3.不動産は必ず内見をすべし。少しでも怪しければ周りの人に相談を。

→特に海外の不動産は個人対個人のやりとりが多いので、相手が本当に信用できるかどうか、時間がない時にでも冷静になって見極めること。

YumiさんのSNS

Instagram:yumi2020yms
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FlyOut編集部

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