FlyOutが送る留学失敗談シリーズ。
今回は第3弾として、過去に2回の留学経験(スペイン・マドリード / 韓国・ソウル)があるのんぴさんにお話を聞きました。のんぴさんの体験記は前回に引き続き2記事目となります。
さて、今回はどんな失敗談を聞けるのでしょうか・・・。
留学生紹介
名前:のんぴ
留学した都市:スペイン・マドリード / 韓国・ソウル
留学時期:2018年9月〜2019年6月 / 2022年2月〜2023年2月
使用ビザ:交換留学 / 学生ビザ
現在は大手IT企業勤務のOL。
Twitter:nonpiblog
Instagram:nonpiblog
留学した都市:スペイン・マドリード / 韓国・ソウル
留学時期:2018年9月〜2019年6月 / 2022年2月〜2023年2月
使用ビザ:交換留学 / 学生ビザ
現在は大手IT企業勤務のOL。
Twitter:nonpiblog
Instagram:nonpiblog
FlyOut編集部
さて、前回に引き続き留学失敗談をお伺いしていきます!今回は韓国・ソウルへの留学ということで、宜しくお願いします!ソウルにはいつ・どれくらいの期間行っていたのですか?
2022年2月からちょうど1年間行っていました。使用したビザは学生ビザですが、1年間かけて語学堂という語学学校で韓国語を勉強していました。
のんぴ
FlyOut編集部
1年間も語学学校に通っていたのですね!ちなみに学費はどれくらいでしたか?
語学堂に4セメスター通って、合計で52万円でした。1セメスター13万円の4セメスター分ですね。私が通っていた語学堂では成績トップだと1セメスター分の学費が無料になる制度があったので、それを目指してめちゃくちゃ勉強を頑張りました。
のんぴ
FlyOut編集部
なるほど。実際に結果はどうでしたか?
無事に通年で成績1位で1セメスター分(13万円)がタダになりました。(ドヤ顔)
のんぴ
FlyOut編集部
お〜!それはすごいですね!!!語学堂の情報収集などはどのようにされたのですか?
ぶっちゃけ日本語で検索して得られる情報はかなり少なかったので、YouTubeとかも見ましたし、頑張って韓国語で検索したり、実際に語学堂に問い合わせてみたりしました。とはいえ、韓国語ができない段階ではかなり厳しいと思うので、韓国の語学留学で分からないことがあれば私のSNSにDMで聞いてもらえれば答えます!
のんぴ
FlyOut編集部
それは心強い!それでは本題の失敗談を伺っていきます。
目次
不動産探しを甘く見ていた
FlyOut編集部
では、まずは一つ目の失敗談を教えてください。
韓国での不動産探しを甘く見ていたことですね。さがす時期がギリギリになってしまって、本当に渡韓する直前まで家が決まっていない状態だったんです。
のんぴ
FlyOut編集部
なるほど。語学堂に寮とかはないんでしょうか?
語学堂には寄宿舎(寮)があります。ただ、語学堂への入学はかなり前に決まっていたので、寮も当たり前に入れるものだと思っていたんです。なので、あまり詳しく調べていなかったのと、念のために語学堂に「寮に入りたいからよろしく」という旨のメールをしていたので、大丈夫だろうと…。それが悪夢の始まりでしたね。
のんぴ
FlyOut編集部
悪夢というと…?
渡韓する2ヶ月くらい前に、また念のために語学堂に確認の連絡を入れたんですけど、「え?部屋もう空いてないよ」と。
のんぴ
FlyOut編集部
寮の申し込みができていなかったんですね。
そうなんです。なので、そこから急ぎで通常の賃貸で部屋を探し始めたんですけど、これがまあ見つからない。入学シーズンに被ってしまっていたので、本当に全然見つからないんです。その状況が渡韓の2週間前まで続いてしまって。
のんぴ
FlyOut編集部
え?やばいじゃないですか。結局どうしたんですか?
日本の不動産屋の韓国支店(エイブル)にお願いをして、なんとか見つけてもらいました。韓国は日本と同じように不動産会社を通じて家を借りられるほか、大家さんと直接交渉して契約もできるんですよね。現地の不動産会社を経由するのは語学力的にも無理だと思って、普通に自分で探してしまっていたんです。留学エージェントは手数料もかかってしまうので、あまり使いたくはなくて…。ただ、最後はそんなこと言ってられない状況だったので、不動産屋さんに頼みました。
のんぴ
FlyOut編集部
なるほど、それはハラハラドキドキでしたね。どうすればスムーズに家を見つけられたんですかね?
やっぱり第一候補は語学堂の寮だと思います。楽だし安いし。ただ、私の失敗は語学堂の人とこまめに連絡をとらなかったことなので、寮の部屋が確保できたことが確認できるまでしっかりと連絡をとり続けるのがマストです。もし、なんらかの理由で寮に入れなかったら、素直に留学エージェントに頼むのが良いです。留学前に余計な心配で眠れなくなるのはもう懲り懲りです。
のんぴ
FlyOut編集部
よく分かりました。ありがとうございます。
あ、ちなみに韓国で部屋を賃貸する時は保証金(日本でいう敷金)が日本円で100万円くらいかかるので、そのお金も用意しないといけないですね。退去時に返ってきますけど、結構大きい金額ですよね。
のんぴ
FlyOut編集部
おお、それは大変ですね。(え、めっちゃ重要なことサラッと言うやん…)
シンプルに太った
FlyOut編集部
では、2つ目の失敗談を教えてください。
シンプルに太りましたね。
のんぴ
FlyOut編集部
え?ん?
だから、普通に太りました。
のんぴ
FlyOut編集部
それが失敗ですか…?
はい。そんなの大したことないだろ、とかお思いかもしれませんけど、これは韓国に留学する全女子、特に私にとっては大きな失敗だったんです。
のんぴ
FlyOut編集部
…。詳しく聞きましょう。
韓国ってカフェ文化が充実してて、インスタ映えするような可愛いカフェがたくさんあるんです。で、毎日のようにカフェ巡りをして…。当然、コーヒーだけじゃなくて、スイーツも食べてしまうわけで…。
のんぴ
FlyOut編集部
確かにケーキとかは太ってしまいそうですね。
しかも、ご飯もしっかり食べちゃうんですよねこれが…。おまけに韓国料理って野菜が少ないし、めちゃくちゃ美味しいしで、もう太るしかないんです!韓国は娯楽も日本ほど多くはないので、遊ぶとなるとどうしてもカフェかご飯かお酒なんです。そりゃ太りますよね。ちなみに私は後半の半年で7kg太りました。
のんぴ
FlyOut編集部
その分、運動をする、とかはされなかったんですか?
しなかったですね。学校と遊ぶので忙しかったので。
のんぴ
FlyOut編集部
…。了解です。やはり韓国の方はお酒をたくさん飲むんですか?
めちゃくちゃ飲みますね。とにかくビールとチャミスル。なんならビールとチャミスルを混ぜて作るお酒をソメって言うんですけど、それめっちゃ飲みます。
のんぴ
FlyOut編集部
なんだか楽しそうですね。では、この経験から得られた教訓はありますか?
体重計を用意することですね。
のんぴ
FlyOut編集部
ほう…?
韓国に留学して2-3ヶ月も経つと気づくんですよ。あ、これ太ったな、って。でも体重計がないから、それに気づかないフリをして過ごせてしまうんです。なので、毎日体重計に乗ることで、食べすぎないようにしようって意識することが大切です。
のんぴ
FlyOut編集部
確かに意外に大切なことのような気がしてきました。ちなみに、スペイン留学の時は現地の友達と交流ができなかった、とおっしゃっていましたが、今回はいかがでしたか?
今回は現地の韓国人の友達がたくさんできましたね。一回知り合いになったら、自分から何回も誘ったり、SNSで相手の投稿に積極的に反応したりして、親密度を上げる努力をしました。
のんぴ
FlyOut編集部
素晴らしい!それは一つの成長したポイントですね!
そうだと思います。ただ、遊ぶとなるとカフェか飲みになるので、やっぱり太るんですよね・・・。
のんぴ
FlyOut編集部
ははは…。
留学後のキャリアを考えていなかった
FlyOut編集部
それでは、3つ目の失敗談を教えてください。
留学から帰ってきた後のキャリアプランを考えていなかったことですね。
のんぴ
FlyOut編集部
なるほど。詳しくお伺いできますか?
スペイン留学の時はまだ大学2年生でしたけど、韓国留学の時には周りは社会人っていう年齢でした。なので、当然帰国したら働かなきゃって思ってたんですけど、どんな仕事をしたいのか、もっと言うとどういう風に生きていきたいか、が留学中はあまり考えられなかったんです。
のんぴ
FlyOut編集部
留学に行った方は語学を活かした仕事を希望するイメージが強いですね。
もちろん、スペイン語や韓国語を活かした仕事がしたいなーと漠然と思ってたんですけど、それでもあまりにも選択肢が多すぎて、自分にとって何が最適か決められませんでした。あと、そもそも帰国後のことを考える時間をまとまって取れていなかったですね。
のんぴ
FlyOut編集部
実際に、今はお仕事をされていると思うんですけど、このお仕事はどのように決めたんですか?
私は現在は都内のIT企業が運営する自社サービスのマーケティングを行う部署に在籍しています。国内向けのサービスなので、結果的には外国語を活かす機会はありません。ただ、私が就活で意識したのは「将来本当にやりたいことができた時に活かせるスキルを身に付ける」ということでした。つまり、「マーケティング」に携わる、ということを軸にしていました。
のんぴ
FlyOut編集部
確かにマーケティングは、全てのビジネスにおいて最も重要な項目ですからね。語学を活かしたい、という気持ちはいかがですか?
いつか活かせたらいいな、程度には思っています。「絶対に語学を活かした仕事がしたい!」と意気込んでしまうと、長期的に考えた時に視野を狭めてしまうと思うんです。実際、やりたいことがないなら、マーケティングという万能なスキルを身に付けておいて、いざやりたいことが見つかった時にスムーズにできるようにしておきたい、と考えています。その”やりたいこと”が、スペイン語や韓国語関連のことであれば、存分に語学力は活かせると思いますね!
のんぴ
FlyOut編集部
よくわかりました。とはいえ、この考えに至るのにも時間がかかったのでしょうか?
そうですね。本当に何を基準に考えればいいのか分からなかったので、家族や友人など色々な人にアドバイスをもらいました。ただ、アドバイスをもらい始めたのが帰国後だったので、帰国後から就職までに約5ヶ月もかかってしまいました…。留学中に考えたり行動し始めたりしていれば、もっとスムーズにいったと思いますね。20代中盤の5ヶ月はとても大きいと思うので。
のんぴ
FlyOut編集部
なるほど!では、ズバリ今回の教訓を教えてください!
帰国後のプランについては、「留学中に」「意識的に」「まとまった時間をとって」考えるべし!ですね。「そのうち考えよう」だと一生考えないので。
のんぴ
FlyOut編集部
ありがとうございます。非常に参考になりました。
得た教訓
1.語学堂とは密にコミュニケーションをとっておくべし
→語学堂は返事を忘れてしまうこともあるので、返事がない場合はこちらから積極的にリマインドしよう。特に寮の申し込みは早めに行わないとすぐに満室になってしまう。もし寮に入れなかった場合は、潔く不動産屋さん(日本の不動産会社の韓国支店)を頼ろう。
2.体重計を用意すべし
→韓国は美味しい料理やスイーツで溢れかえっている。当然、食べすぎると太ってしまうので、気になる人は体重計を用意して日々意識して過ごそう。
3.留学後のキャリアは留学中に考えておくべし
→「留学中に」「意識的に」「まとまった時間をとって」留学後のプランについて考えるようにしよう。
のんぴさんのSNS
のんぴさんに留学について相談したい方は、ぜひSNSのDMで!
その時、「FlyOutの留学失敗談を読みました」と伝えていただくとスムーズです!
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FlyOut編集部
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