クレジットカードが留学に必要な理由

留学をする際にクレジットカードを作るかどうか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。結論、「短期留学であっても絶対にクレジットカードは作っておくべき」です。

今回の記事ではクレジットカードを留学に持っていくべき理由やクレジットカードを選ぶ際のポイント、またおすすめのクレジットカード会社や渡航前後にクレジットカード関係で確認しておくと良いポイントを分かりやすく解説していきます。

 

留学をするならクレジットカードが必須な理由

クレジットカードが留学に必要な理由

それでは最初に「なぜ留学をする際にクレジットカードが必須なのか」について解説をします。

 

1.支払いの選択肢を増やすため

現金だけを持ち歩くよりもクレジットカードを持ち歩いている方が、支払いの選択肢が増えて便利です。

日本から留学する際にある程度の現金を持ち込むはずですが、その現金だけに頼って生活するのはお金の保管や管理などが大変です。一方でクレジットカードなら日本の銀行口座に日本円が入っていれば、持ち込んだお金を使わずに支払いをすることが可能です。

日本から海外に現金を送る「海外送金」は1ヶ月程度掛かってしまいますし、緊急事態などいざという時に持ち込んだ現金だけでは足りない可能性もあります。特に、海外では医療費が高く「病院を利用したい」と思った際に現金だけでは心もとなく、また予定にない出費で生活費が削られるという不安もあります。

 

2.現金を持ち歩くことでのトラブルを避けるため

国によっては現金を持ち歩くことがトラブルの元になる場合もあります。

留学中の旅行先など、治安が安定しない国では財布を見えないように持っていたにも関わらず引ったくりに遭うという被害が絶えません。特に日本人は海外から見て「お金を持っている」「現金主義」というイメージが強く、このようにひったくり被害に遭いやすいのが現状です。しかし、そんな時に必要最低限の現金とクレジットカード持っていれば、被害額は最低限に抑えることができます。また、クレジットカードは紛失した際に使用停止にできるのもメリットです。

現金はできるだけ持ち歩かずクレジットカードを支払いのメインに据えるだけで、外を出歩く際のリスクを一気に削ることができるのです。

 

3.現金が必要なときのキャッシング機能が使える

留学中は急に現金が必要となる場合もあるはず。しかし先ほども述べた通り、日本からの持ち込みの現金だけでは限りがあるため心もとないです。そんな時に海外でキャッシング機能(お金を借りる機能)が使えるクレジットカードを所有していれば、即座に現地通貨で現金を引き出せます。

カード文化の国も多いですが、現地の通貨を手に入れる際にはまだまだ日本円の現金から現地通貨の現金の通貨交換を行わなければならない国・都市・お店は多くあります。ふとしたお金の入り用の際にキャッシング機能のついたクレジットカードを持っていれば安心して現地で現金を使うことができます。

 

留学時に役立つクレジットカードを選ぶポイント

クレジットカードを選ぶポイント

上記でクレジットカードを留学先に持っていくべき理由を述べましたが、数あるクレジットカードのサービスで何を重視して作成すべきなのでしょうか。以下に留学をする際に活躍してくれるクレジットカードを選ぶポイントを解説していきます。

 

カード付帯保険の適応範囲が広い

クレジットカードには「海外旅行傷害保険」が無償で付帯しているものが多くあります。海外留学ではなく旅行であったとしても「海外旅行傷害保険」は必須。なぜなら海外での治療費などは日本と比べると驚くほど高価だからです。

そのためクレジットカードの付帯保険の適応範囲で、クレジットカードを選ぶということはとても大切なことです。以下で代表的なクレジットカードの付帯保険の適応範囲を比較してみましょう。

 

カード 傷害・疾病治療費 携行品の損害費 傷害死亡・後遺傷害費 賠償責任費
JALカード 0 0 1,000 0
ANAカード 0 0 1,000 0
ライフカード 200 20 2,000 2,000
エポスカード 200.270 20 500 2,000
REXカード 200 20 2,000 2,000

 

付帯保険だけで見るのであれば、これだけの違いが各クレジットカードによってあるのです。しっかりとした付帯保険の付いているクレジットカードを選ぶべきです。

 

VisaやMasterなどの世界中で普及している国際ブランドを選択する

国際ブランドのクレジットカードを1,2枚作っておくことで、ほとんどの海外留学先でクレジットカードを使用することができるでしょう。

ちなみに国際ブランドと呼ばれるのは以下の5点です。

 

  1. VISA
  2. Master
  3. JCB
  4. AMEX
  5. ダイナーズクラブ

 

この中でも多くの国で利用することができるブランドは「VISA」と「Master」です。特に、VISAは世界中の人々に最も使われているカード(カード発行数世界一)であり、世界中のお店に選ばれているカード(加盟店数世界一)です。

これに合わせて「カード発行数」「加盟店数」が第二位のMasterも持っておけば、基本的にクレジットカードが使えないという事態はないはず。留学先にVISAとMasterの2つのカードに併せて、その国でシェア率が高い国際ブランドを1つ持っておけば困ることはありません。

 

海外利用時の手数料が低いものを

海外利用時の手数料ができるだけ低いものを選ぶことも大切です。海外利用時の手数料は「現地で実際に使用したお金」と「クレジットカード会社が選ぶ為替レート」によって変わります。そしてその上に「外貨取引手数料」と呼ばれるものが上乗せされて、実際に日本円の表示で請求が成されることになります。

「現地で実際に使用したお金」「クレジットカード会社が選ぶ為替レート」については、自分が使ったお金とその時の為替レートなので、各企業であまり変わりはありません。一方で「外貨取引手数料」と呼ばれるものは各クレジットカード会社によって、そしてクレジットカードのブランド(VISAなど)によって大きく異なるため、この手数料が低いものを選ぶのがポイントです。

以下、カードごとの「外貨取引手数料」の一覧です。

 

カード VISA Master JCB AMEX
三井住友カード 1.63% 1.63%
三菱UFJ 2.16% 2.16% 2.03% 2%
ライフカード 2% 2% 1.6%
エポスカード 1.63%

 

このように、クレジットカードによって、また同じクレジットカードでも国際ブランドによって大きく「外貨取引手数料」が異なることが分かります。作るクレジットカードを決めたら「外貨取引手数料」が低い国際ブランドを選びましょう。

 

マイルを貯めて利用しやすいもの

一般的にはどれだけ飛行機に乗ったとしてもマイレージクラブ(ポイントカードのようなもの)に登録をしていなければマイルは貯まりません。しかし航空会社系列のクレジットカードを利用することによって、自動的にマイレージクラブへの登録が完了し、利用金額に応じてマイルが貯まります。(すでにマイレージクラブに加入済みの方はクレジットカードと紐づけることができます。)マイルの還元率が高く、利用しやすいクレジットカードを作っておくことによって、有効的にマイルを使用することができます。

ちなみに航空会社が発行しているクレジットカードなので、基本的にはその航空会社に乗らなければマイルは貯まりませんが、同じアライアンス(航空同盟)に加入している航空会社を利用した際にもマイルが貯まります。

こちらもクレジットカードと還元されるサービスを一覧で見てみましょう。

 

航空会社 カード 還元
JAL JALカード ・ショッピングプレミアム加入でマイルを2倍獲得

・運賃割引(最大42%)など

ANA ANAアメリカン・エキスプレス・カード ・空港ラウンジ無料(同伴者1名まで)

・機内販売・空港免税店割引など

デルタ デルタスカイマイルJCBカード ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険

・マイルの還元率が高い など

peach ピーチカード ・会員限定航空券セールが利用可能

・機内販売・空港免税店割引など

スターフライヤー スターフライヤー・プレミアムカード ・最高3,000万円の海外旅行傷害保険

・遅延・荷物紛失の補償など

 

航空会社系列のクレジットカードは旅行に特化したサービスが充実しており、留学にも役立つサービスであることが多いです。留学で使用する航空会社が早めに決まれば、その航空会社(もしくは同じアライアンスに加盟している航空会社)のクレジットカードを発行するのがおすすめです。

 

最低限2枚は用意して行く

海外留学の際にクレジットカード1枚ではなく、最低でも2枚は持っていくようにしましょう。

その理由としては以下のことが挙げられます。

 

  • 1枚だけでは国際ブランドが留学先の店舗全てをカバーしていない可能性もある
  • クレジットカードを2枚を分けて持っておけば、1枚紛失してしまった際にも支払い手段が断たれない
  • 付帯保険などを利用する際に条件の良いクレジットカードを選ぶことができる
  • 1枚のクレジットカードが利用上限額に達してしまっても、もう1枚を使うことができる

 

留学先に持っていくクレジットカードブランドの組み合わせも大事です。先述の通り、VISAとMasterが満遍なくどのお店でも利用でき、AmexやDinersは使えない店舗が比較的多いです。

ただし、Amexは保険や旅行関連のサービスが非常に充実していること、JCBはハワイや韓国では活躍(バスに無料で乗れるなど)しますので、留学先のクレジットカードシェアの状況をしっかりと調べておきましょう。

 

留学中にオススメのクレジットカード

留学にオススメのクレジットカード

次に留学中におすすめのクレジットカードを紹介していきます。

 

1.JALカード

1枚目にクレジットカードとしておすすめしたいのが日本航空が発行する「JALカード」です。

こちらのクレジットカードを使えば、留学時の往復や日々の決済を中心にお得にマイルを貯めていくことができます。また先ほども紹介したようにJAL提携店・JAL機内などでの会員限定サービスを受けられるという点も魅力的です。充実した旅行保険が自動で付帯しているという点も安心要素。ショッピングプレミアムに加入すれば、普通の買い物時にも100円ごとの利用で1マイル貯まり、「6,000マイル」以上を貯めると無料で特典航空券に交換もできます。

留学先で飛行機を利用した旅行を頻繁するのであれば、ぜひ持っておきたい航空会社のクレジットカードです。

 

2.ANAカード

航空会社のクレジットカードとしては「ANAカード」もおすすめです。

こちらも自動付帯保険がしっかりとカバーをしているので、国内旅行のフライトトラブルや海外先での事故など、万が一の事態にも対応しています。原則、100円の決済につき0.5マイル貯まる計算であり、年間6,000円(税別)を支払えば100円で1マイル貯まるコースに加入もできます。JALカードと同じく、一定数のマイルを貯めれば無料の特典航空券と交換ができます。

留学中にマイルを貯めて帰国後に旅行することを目指すのもおすすめです。

 

3.学生専用ライフカード

学生専用ライフカードは18歳から25歳の方だけが発行できるクレジットカードです。年会費もかからず、発行も3営業日までに可能のため留学の予定が近々に迫っているという方でも間に合います。

また海外でこのライフカードを利用をした場合には、5%のお金がキャッシュバックされるというメリットがあります。これが「学生専用ライフカード」が人気な理由の1つ。例えば10,000円の買い物をしたら500円が返ってくるという仕組みになっています。海外旅行保険が自動付帯しているというところもポイントです。他のクレジットカードと比べても対象範囲が広いため安心です。

25歳になるまではこちらの「学生専用ライフカード」を使用することができるため、対象年齢に当てはまる方はぜひ発行しておきましょう。

 

渡航前後に確認しておくべきポイント

渡航前に確認

最後に海外留学渡航の前後に確認しておくべきポイントを押さえておきましょう。

 

海外キャッシングが利用できるように設定しているか

クレジットカードによっては海外でキャッシング機能が使えない場合もあるため、クレジットカードを作る前に確認しましょう。また、キャッシング枠はクレジットカード申し込み時に設定するようにしましょう。

 

暗証番号を設定しているか

海外渡航の前にクレジットカードのPINコード(4桁の暗証番号)が設定されているかどうかを確認しましょう。海外の店舗で使用する際にはこのPINコードを打ち込んで決済を行う場合が多いため、設定していなければ使用できない可能性があります。ほとんどのクレジットカードでは作成時に設定しますが、稀に作成後にPINコードを設定する場合もあるので注意が必要です。

 

クレジットカード発行会社の連絡先を控えているか

もしもの事態の時、クレジットカード会社に連絡をしなければならないことがあります。例えばクレジットカードやスマートフォンなどを盗難された際にクレジットカード会社の番号が分からなければ止めることもできません。紙のメモなどにクレジットカード会社の連絡先を控えておくと安心です。

 

渡航3ヶ月後に保険の利用付帯を利用できるか

クレジットカードの付帯保険はほとんどが3ヶ月までしか利用できないという制限のものが多いです。留学期間が3ヶ月を超える場合には、それ以降も使用できる付帯保険なのか、そうでなければ実費で海外旅行保険に加入するかなどの準備が必要です。

 

まとめ

 

今回の記事ではクレジットカードを留学に持っていくべき理由や選ぶ際のポイントなどについて解説しました。これから留学用のクレジットカードを作るという方はぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、おすすめしたクレジットカード会社から選んでみてください。

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FlyOut編集部

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